在宅ワークにオススメ（したい）オシャレなオフィスチェア１０選　ジェネレーションチェア

「Generation Chair（ジェネレーション）」（ノル）

ジェネレーションチェア

Knoll（ノル）社は、世界的に知られているアメリカを代表するという家具メーカーです。ミース・ファン・デル・ローエ、エーロ・サーリネン、ハリー・ベルトイアなどのコレクションを中心とした「Knoll Studio」、AntennaやRockwellをはじめとした、快適で革新的なオフィス環境を提供する「Knoll Office」。そして、機能的で革新的なモダンデザインを供給し続ける「Knoll Textiles」の、3つのカテゴリーを中心に展開しています。

「Knoll Office」は、個人そして組織としての目標を達成するため、日々進化し続けるワークスタイルに対し、Knoll Officeは独自の研究と世界中の実績に基づき、最新のワークスタイルをサポートするソリューションを提供するといいます。
「Knoll Textiles」は、北米最大のテキスタイルサプライヤの一つで、医療、ホスピタリティ、教育のために開発された製品を備えているといいます。耐久性・環境性能が高いことはもちろん、現在の商品数は4000種で、椅子張り地・吸音パネル・カーテン等素晴らしい空間をトータルコーディネートすることができるといいます。無地は美しい中間色、柄は歴史ある幾何学模様を原点に、新作は年６回発表され、新しい色・デザインを世界中に提供し続けているとしています。

同社を代表するオフィスチェアである「ジェネレーションチェア」は、快適性と制限の無い動きを提供する、新しいスタンダードチェアだといいます。
現代のワークプレイスにおける、さまざまな姿勢とワークスタイルをサポートするとしています。
柔軟性のあるエラストマー素材を使用。オフィスでも自宅でも、快適な座り心地をフルサポートするといいます。同社によると、長年の研究により、姿勢を正して前を向いて座ることは、オフィスチェアの使い方の一つに過ぎないことが分かったといいます。シフト、ストレッチ、回転、傾き、リクライニングなどの姿勢の動きは活力を維持し、同僚と協力して仕事をするために不可欠なものだといいます。背もたれに革命的な新素材を採用し、あらゆる姿勢を支え思い通りに座れるという優れた機能とデザインを両立した次世代のチェアだとしています。カラーは10色のバックネットカラーと豊富なシートカラーバリエーションから選ぶことができます。

操作説明

① フレックスバック・フレックストップ
ワーカーの体をサポートし、多次元的な動きに対応できるよう、背面全体が柔らかくなっているといいます。背面のトップ部分はラフな姿勢にもあわせられるように、大きく曲がるソフトな機構になっているとしています。
② ダイナミックサスペンションコントロール
体重に合わせて無操作でロッキング強度が自動調整される、ダイナミックサスペンション機能を採用しています。自分で操作することなく、最適な座り心地へ調整するとしています。
③ シート上下調節
右フロントレバーでシートの上下調節が可能です。
④ シート奥行調節
左のレバーでシートの奥行き調節が可能です。
⑤ ロッキングレンジ調節機能
右側後方のレバーで初期固定、ミドルレンジ、フルストロークの３種類で調整が可能です。

フレームカラー
　　D:ダーク
　　L：ライト

肘タイプ
　　肘なし
　　固定肘
　　ハイパフォーマンス肘

脚
　　アルミミラー脚
　　樹脂脚（ダーク）
　　樹脂脚（ライト）
　　樹脂脚のカラーはフレームカラーと同色になります）

座張地カラー
　　ファブリック（Bace Fabric）
　　ストーム　ぺブル　デザート　レモングラス　エスプレッソ　ファイアクラッカ
　　ブルーマーリン　オニキス　オリーブ
　　ファブリック（Dottie）
　　クラウド　クリアウォーター　パイナップル　ハーベスト　キャロット　レッドウッ　　ド　ピオニー　ピーコック　ウェーブ　フィグ　フレンチロースト　グラフィット
　　　　
背カラー
　　バックネット
　　ストーム　メディア　ぺブル　デザート　レモングラス　エスプレッソ　ファイアクラッカ　ブルーマーリン　オニキス　オリーブ

価格（メーカーカタログ価格、税別）は、肘なし　樹脂脚が８３８００円、アルミミラー脚が８９６００円
　　　　　　　　固定肘　樹脂脚が１０８５００円、アルミミラー脚が１１４３００円
　　　　　　　　ハイパフォーマンス肘　樹脂脚が１１２４００円、アルミミラー脚が１１８２００円

ここに記した価格は2022年8月までの価格となります。
９月１日から価格改定が行われています。
価格改定率は一律 18％
だとしていますが、新価格については、ショールームまたはお問合せページより問合せ下さいとしています。

山人のオススメポイント

ミッドセンチュリーデザインのオシャレなオフィスチェア

Knollは２０２１年ハーマンミラー社に買収され、ハーマンミラーは新会社名をMillerKnoll（ミラーノル）としました。
ジェネレーションチェアはそのなかの主力アイテムで、ミッドセンチュリー的なモダンなテイストで、いかにもアメリカ的なオシャレなデザインだと思います。
また、一つひとつのディティールも効いていて全体のデザインをより引き立てていると思います。もし、あなたが自分の部屋を夢のあるポップなアイテムで演出したいのであれば、このジェネレーションチェアはその核とすることもできるでしょう。
カラーも豊富で、またそれぞれの色によってさまざまな雰囲気をつくるので、ポップにも、シックにも、インテリジェントにも持っていくことが出来ると思います。私が言うまでもなくこのチェアを使って演出できる人はずっと自由な発想ができる人なのではないかと思います。

細かい調節と柔らかい背がもたらす自分好みの基本ポジション

座り心地については、この個性的なデザインに対して意外にもといっては失礼ですが、座るとまず正しい姿勢をとらせてくれます。それから、高さと座面の奥行き調節を行えるので、ほぼ自分の好みの基本ポジションをとることができると思います。最近は座面と背がシンクロするチェアも多いですが、座面と背のロッキングが別々にできる方が山人は好きなので、これもおススメのポイントだと思っています。（体重感知やシンクロロッキングは本来不特定多数の人が共有することが前提だと思いますので、個人使用を前提とした場合の在宅ワークという見地からはジェネレーションチェアのような機構の方が向いているのではないかと思います）

そしてなによりエラストマー素材のフレックスバックは柔軟にワーカーのとりたい姿勢に追従してくれます。しかしそれは柔らかすぎないしっかりとした程度を保ち、安全を確保したうえでのものだと思われます。

肘付きのモデルがオススメ

肘なし、固定肘、ハイパフォーマンス肘の３つの選択肢がありますが、山人の考え方では肘はあった方がよいと思います。

他のチェアの紹介でも述べていますが、立ち座りの多いオフィスでのワークスタイルの時とは違い、比較的長く座ることが多くなりがちな在宅ワークにおいては、まず、座面と背と肘がつくりだす一つの空間に自分を置くことの大切さと、また、体重を分散することができるということ（特に腕の重さ）やさまざまな姿勢をとるときに肘がないとすべての体重を自分自身で支えることになるので疲れが増すと思います。在宅ワークでも比較的動くことや立ち座りの多い場合は固定肘、自分の主な仕事にしっかりと姿勢をつくりたいというときにはハイパフォーマンス肘がむしろよいのではないでしょうか。このあたりはご自分の在宅ワークの内容をよく考えてモデルを考えた方がよいと思います。

所有することだけでも価値

Knollブランドは前述したように、多くのヘリテージを持つ世界的なブランドです。そのブランドのオフィスチェアを所有することだけでも価値のあることだと思います。

生産はイトーキが行っていますので、とても安心できると思います。
価格もこのデザインでこのグレードならば、お買い得ではないでしょうか。
ジェネレーションチェアはこのオシャレなデザインに価値を感じる人にオススメしたいチェアだと思います。

ブランド紹介

Knoll社は、世界的に知られているアメリカを代表する家具メーカーで、ミース・ファン・デル・ローエ、エーロ・サーリネン、ハリー・ベルトイアなどのコレクションを中心とした「Knoll Studio」、AntennaやRockwellをはじめとした、快適で革新的なオフィス環境を提供する「Knoll Office」。そして、機能的で革新的なモダンデザインを供給し続ける「Knoll Textiles」の、3つのカテゴリーを中心に展開しています。
2017年には、イトーキとインターオフィスが、米国Knoll Inc.からの協力をもとに、新たな合弁会社 Knoll Japan 株式会社（英語表記：Knoll Japan Inc. 以下、Knoll Japan）の設立に関して合意、2017年7月1日から事業を開始しています。Knoll Japanは、日本国内のオフィス、公共施設、また住宅関連施設など、あらゆるシーンにおいて、イトーキとインターオフィス両社の経営資源を活用し、Knollの持つブランドや製品の展開、拡大を目指すといいます。
そのなかで「Knoll Office」は、独自の研究と世界中の実績に基づき、最新のワークスタイルをサポートするソリューションをご提供するとしています。

代表的なショールーム紹介

Knoll Japan Showroom　ノル ショールーム

ショールームは、2018年秋にオープン。 Knollのアイコニックなカラーであるレッドを基調にマテリアルやディティールにこだわった空間となっているといいます。全体で約330m²を有し、プロダクトがより美しく見ることが出来るようなシンプルなスペースだとしています。大きくとったガラス面からは、赤坂御用地の緑が広がり、四季折々の自然の移ろいを楽しむことができるといいます。Knoll Studio、Knoll Office、Knoll TextilesをメインにさまざまなKnollのプロダクトを見ることができるとしています。

アクセス
〒107-0061 東京都港区北青山1-2-3 青山ビル1F
Tel. 03-6447-5405 Fax. 03-6447-5406
地下鉄銀座線・半蔵門線・大江戸線「青山一丁目」駅0番出口直結

OPEN:11:00-19:00　／　CLOSE：日曜定休

来館予約
ショールームは自由に見ることが出来ますが、スタッフによる商品説明やコンサルティング（相談・見積り作成等）を希望の人は、スムーズな案内のために予約をすすめています。また、ショールームが混み合う場合は、受付または来館した顧客から順番に案内しているので予め了承してほしいとしています。

ここに記した説明は2022年9月時点のものです。より正確さを心掛けましたが、変更があったり、もし事実と違うことがありましてもご容赦いただきたく存じます。
また山人のコメントは実際に試座し、様々な場面で取材を通じて得た印象ではありますが、あくまでも主観的なものであり、また、体格差などもありますので、できるだけ試座をされ、あくまでもご自分でご判断ください。

（ジェネレーションチェアの画像についてはKnoll Japan 様のご協力をいただきました）